「めちゃくちゃやりたいことだったのに親にやらせてもらえなかった」
「バイト先のおばさん達が悪口で盛り上がってばっかりでうんざり」
↑過去の私の発言です。
多分こういう風に周りの人に対して不満を抱えて生きている人って世の中少なくないと思います。
でも、今日は「こういう考え方だといつまでも成長しないし現状は変わらない」っていう話をしたいと思います。
原因自分論と原因他人論
原因自分論と原因他人論というのを聞いたことがあるでしょうか。
原因自分論は「全ての原因は自分」
原因他人論は「全ての原因は他人」
という、真逆の考え方です。
では、これらの過去の私の考え方は原因自分論と原因他人論のどちらでしょうか?↓
「めちゃくちゃやりたいことだったのに親にやらせてもらえなかった」
「バイト先のおばさん達が悪口で盛り上がってばっかりで嫌だ」
…はい、紛れもなく原因他人論ですね 笑
大抵の愚痴はほとんどが何かを他人のせいにしている時に生まれます。
愚痴を言う人は大抵(本人に自覚があるかは別として)、
「何であいつはこうなんだ?」
「何でここはこんな環境なんだ?」
という思考回路になっています。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
どうして原因自分論で考える必要があるの?
何かのせいにするのは簡単です。
何かのせいにすることは3歳の子どもでもできます。
しかし、何かのせいにしている人はそこで思考停止しています。
それは、何かのせいにしている時、人は自分の行動を振り返って改善することをしなくなるからです。
でも、考えてみてください。
愚痴を言うことによって現状を変えた人を見たことがありますか?
私はないです。
愚痴はその場ですっきりするかもしれないですが、根本的な問題解決にはなりません。
しかし、原因自分論で考えることによって、「現状を自分の力で変えられる」ようになります。
ここに例を出してみます。
「やりたいことを親がやらせてくれなかった!」
→原因他人論 「どうしてやらせてくれなかったんだ!」⇒不満をぶつけて終了
→原因自分論 「自分が親を説得できなかった」⇒「どうしたら説得できるんだろう?」と、自分の行動を振り返って考えて、次に向けて行動できる
原因自分論で考えると、「自分に原因がある」という思考になるので、
「自分が変われば現状が変わる」「じゃあどう風に自分が変われば現状を変えられるか?」
という思考回路に自然となっていきます。
本気で現状を変えたい、変えられる自分になりたいなら、必ず原因自分論で考える癖をつける必要があります。
(ただ1つ、原因自分論は「全て自分のせいなんだから我慢しなきゃ…」ということではないので注意してください!
我慢するのではなく、自分次第でこの現状を変えられる!という気持ちが大事です。)
じゃあどうしたら原因自分論で考えられるようになるの?
これは、嫌なことがあったときや何かにつまづいたとき、何かのせいにしている自分に気付いたら、ふと立ち止まって「自分が変わることでこの現状を変えられるんじゃないか?」と考えてみることです。
不満を不満のまま終わらせないことが大切です。
自分の考え方、行動1つを少し変えてみるだけで、変わらないと思っていた現状があっさり変わることもあるんです。
不満を抱えたまま過ごし、それを飲み会で発散してすっきり!
でも、次の日からまた同じ現実…
なんてよりも
不満を感じたら「自分でどうにかその現状を変えられないか?」
と考える方がずっとストレスフリーな人生を送れますよ。
ぜひ普段から原因自分論を意識してみてください。